触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
(3)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ミニオン(Minion)
触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。
4/4
デメリット持ち、と言えば統率者において最も有名と言っても過言ではないでしょうか。
統率者領域から戦場に出すだけでお手軽に敗北ができます。
相手の「愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット」の大マイナスの奥義も抑止できます。同卓するレベルじゃないだろとは言わないで。
さて、そんなフェイジをどうすれば使えるか。
①統率領域から手札に加える
これが一番シンプル。有名なカードで言えば「統率の灯台」があげられます。後に「冥界生まれの祭壇」と「焚火」が加わり、この3枚で手札からフェイジを使うことが可能になりました。
統率の灯台/Command Beacon
土地
(T):(◇)を加える。
(T),統率の灯台を生け贄に捧げる:統率領域にあるあなたの統率者をあなたの手札に加える。
冥界生まれの祭壇/Netherborn Altar
(1)(黒)
アーティファクト
(T),冥界生まれの祭壇の上に魂魄(soul)カウンターを1個置く:あなたの統率者を統率領域からあなたの手札に加える。その後、あなたは冥界生まれの祭壇の上に置かれている魂魄カウンター1個につき3点のライフを失う。
焚火/Campfire
(1)
アーティファクト
(1),(T):あなたは2点のライフを得る。
(2),(T),焚火を追放する:統率領域やあなたの墓地にありあなたがオーナーであるすべての統率者をあなたの手札に加える。その後、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。
いいお値段すぎる。2024年10月22日現在15チケット(およそ15ドル)調べてびびった・・・
②敗北を無効化
「私は負けない」ことで有名な天使「白金の天使」。黒色ということでリアニメイトカードもたくさんあるので問題なく出せますね。フェイジを唱えた瞬間「削剥/Abrade」するのはやめようね。「稲妻のすね当て/Lightning Greaves」を付けておこう(1敗)そら、カジュアルでも放置したら勝てないクリーチャーは無視できないよね。
黒だと他には「リッチの熟達」もあります。こちらは墓地と手札とパーマネントがライフ代わりになります。「告別/Farewell」もやめて下さい。
白金の天使/Platinum Angel
(7)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
4/4
リッチの熟達/Lich’s Mastery
(3)(黒)(黒)(黒)
伝説のエンチャント
呪禁
あなたはこのゲームに敗北できない。
あなたがライフを得るたび、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたがライフを失うたび、あなたが失ったライフ1点につき、あなたがコントロールしているパーマネント1つか、あなたの手札か墓地からカード1枚を追放する。
リッチの熟達が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
レインボーリッチについてはwikiにもあります
③ETB能力を無効化
デッキによっては機能不全に陥りますので相手の統率者をみてご利用しましょう。最近出たカードだと「希望の光、ニコ/Niko, Light of Hope」は・・・うん、出したら即投了されますね。置物破壊も「第三の道のロラン/Loran of the Third Path」みたいなのに頼ってそうだし。
「倦怠の宝珠」は「ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought」との利用が有名です。片方はその・・・お値段がね・・・宝珠はビッグスコアで再録されてお安くなりましたので買っておいたほうがいいかも。私は買いました。
倦怠の宝珠/Torpor Orb
(2)
アーティファクト
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。
④打ち消す
「無限の日時計」はそのターンを終了するという稀有な能力。実質打ち消し。
色々と悪さができます。例えば、次の終了ステップの開始時に生贄に捧げるクリーチャーや手札に戻るクリーチャーを戦場に残したり、今回で言えば敗北能力をなかったことにします。「鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw」でも使っていますが、なかなか強力なカードです。
無限の日時計/Sundial of the Infinite
(2)
アーティファクト
(1),(T):ターンを終了する。あなたのターンの間にのみ起動できる。(スタックからすべての呪文と能力を追放する。あなたの手札の枚数の最大値になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
「Thrull Wizard」と「衰亡の加護/Withering Boon」は打ち消して、墓地に落としてから回収という手間が必要。基本的には打ち消しとして、上記のカードがなければ仕方なく使う、程度でいいですね。相手に黒がいれば「Thrull Wizard
」は活躍できますし。一応他にも打ち消しとして「Nether Void」がありますが・・・2024年10月22日現在、お値段なんと3万円。やべえ・・・無理無理。能力的にも「プロキシで使わせてくれ」って言える能力じゃないからなあ。
Thrull Wizard
(2)(黒)
クリーチャー — スラル(Thrull) ウィザード(Wizard)
(1)(黒):黒の呪文1つを対象とし、それを、その呪文のコントローラーが(黒)か(3)を支払わないかぎり、打ち消す。
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衰亡の加護/Withering Boon
(1)(黒)
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、3点のライフを支払う。
クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
Nether Void
(3)(黒)
ワールド・エンチャント
プレイヤー1人が呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
とりあえず「フェイジを戦場に出す」と言う第一目標だけでデッキの1割が埋まりましたね。
後は重いマナコストをどうするかですが「陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers」といった沼を参照するマナコストは多めなのでそちらを使いましょう。フェイジと言えば陰謀団ですから背景ストーリー的にもあってます。
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