アラミゴの猛牛、ラウバーンで統率者/EDHを組む話

EDH

アラミゴの猛牛、ラウバーン/Raubahn, Bull of Ala Mhigo

通常版

(1)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
護法 ― これのパワーに等しい点数のライフを支払う。
これが攻撃するたび、あなたがコントロールしている装備品(Equipment)最大1つを対象とし、攻撃クリーチャー1体を対象とする。その装備品をそのクリーチャーにつける。
2/2

■FF14での話
本名は「ラウバーン・アルディン」
もともとは、とある事情でコロセウムの奴隷剣闘士として戦っていましたが、ある試合でウルダハの女王「ナナモ・ウル・ナモ」に助けられます。その後もコロセウムで勝ち続け、前人未到の千勝を達成し莫大な賞金を手に入れ、晴れて自由の身になります。
自由のみになった後はそのまま砂蠍衆入りし、ナナモ様の「剣」として動いています。砂蠍衆ってのはウルダハを実質的に支配するメンバーのことですね。

コロセウム時代の異名は「アラミゴの猛牛」。カード名の由来はここからですね。

その後の流れで、ウルダハのグランドカンパニー「不滅隊」の局長に就任。しかし、いろいろあって片腕を失うことに……。
詳しくはゲーム本編でご確認を。ここではネタバレを控えておきます。
「新生エオルゼア/A Realm Reborn」で「ナナモ様」ではなく「ラウバーン」がここにいる理由は、彼が「不滅隊」の局長だからですね。この時はしっかり両腕があります。

最初に選べる三国の盟主たち

まったく関係ない話ですが、通常版イラストの右側に映っているのは、アラミゴ解放軍のミコッテ「メ・ナーゴ」。可愛いよね。
彼女に関するクエストもあるので、気になった方はぜひプレイしてみてください。ミコッテはいいぞ。

左にいるのがメ・ナーゴ

■カードの性能

「ラウバーン」はパワー分の護法と装備品をくっつける能力をもつ非常に攻撃的なものとなっております。
特に相性がいいのは「巨像の鎚/Colossus Hammer」でしょう。装備コストは8マナと重いですが、「ラウバーン」の効果によって装備コストが踏み倒し可能です。FF7の統率者デッキにも収録されています。

見た目はモンスターだけど?

「secret lair」でも同じFF14の「ガイア」バージョンがあります。「ガイア」好きなんですよね。「リーン」と末永くお幸せにしてくれ。

共鳴編4層でのセリフ。リーンを助けるために振るうシーン

話が脱線しましたが、今回のコラボで相性のいいカードが多数収録されていますので、そのカード中心に見ていきましょう。

■オススメ装備品
・FF収録

「源氏の小手/Genji Glove」

「盗む」のをお忘れなく。ちなみに4回目で盗めるのは「源氏の兜」である

二段攻撃と追加の戦闘フェイズを加える強力な装備品。これ単体だけの装備だと火力が伸びづらいので、他の装備品をつけてパワーを上げておきたい。

(5)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは二段攻撃を持つ。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、そのターンの1つ目の戦闘フェイズである場合、それをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。
装備(3)

「「侍」の刀/Samurai’s Katana」

リミテでも大活躍する装備品

速攻とトランプル、それに+2/+2修正を与える装備品。英雄トークンが出せるので布告除けにもなる優秀なカード。最近の布告除去はトークン以外ってのがつくのも多いけど。
FF14における「村雨」は暁月のフィナーレで手に入るAF装備。ストーリー進めていてかつ、侍のレベルが89になっていれば誰でも簡単に手に入ります。

(2)(赤)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
ジョブ選択(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、無色の1/1の英雄(Hero)クリーチャー・トークン1体を生成し、その後、これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けトランプルと速攻を持ち、他のタイプに加えて侍(Samurai)である。
村雨 ― 装備(5)

「バスターソード/Buster Sword」

バスターソード単品

FFの武器と言えばこれ、というべき有名な剣。FF7の主人公「クラウド」の武器である。修正値もなかなかだが、それ以上にドローと踏み倒し能力が強力。「ラウバーン」→「バスターソード」のマナカーブも綺麗で、ヘイトを買うこと間違いなし。

(3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+2の修整を受ける。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカード1枚を引き、その後、あなたの手札からマナ総量がそのダメージの点数以下である呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
装備(2)

「エーティル&プリュウェン/Aettir and Priwen」

久々にAW作りたくなった

装備したクリーチャーが「セラのアバター/Serra Avatar」になる装備品。大抵オーバーキルになる。
FF14の蒼天で実装された武器作成クエストの報酬、所謂「光る武器」である「アニマウェポン(AW)」の一つ。労力はかかるが、正直な話、他の武器作成クエスト(新生や紅蓮、漆黒等)と比べたら遥かに簡単に手に入る武器である。一番簡単なのは暁月の「マンダヴィルウェポン(MW)」だけど。

(6)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーの基本のパワーとタフネスはX/Xである。Xは、あなたのライフ総量に等しい。
装備(5)

「アルテマウェポン/Ultima Weapon」

マテリアが成長しないのがキズ

イラストを見てわかるように、「クラウド」の最強武器である。ちなみにその名を冠したモンスターもいる。
「ラウバーン」の効果で装備した時は、攻撃誘発が出ないがそれでも+7/+7は魅力的。

(7)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。
装備しているクリーチャーは+7/+7の修整を受ける。
装備(7)

「ギミックアーム、キャノンボール/Wrecking Ball Arm」

バレットと言えば遠距離攻撃可能な銃撃って印象だけど

統率者デッキに収録されたFF7の「バレット」の武器の一つ。通常装備コストは重いが伝説のクリーチャーには装備しやすい装備品。ラウバーンでコストは踏み倒すのでどちらにしろ気にならない。「ラウバーン」に装備する場合は実質+5/+5修正のため強力。

(2)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは基本のパワーとタフネスが7/7であり、パワーが2以下であるクリーチャーにはブロックされない。
伝説のクリーチャーに装備(3)
装備(7)

・FF以外の装備品

「エデンの剣、エクスカリバー/Excalibur, Sword of Eden」

アサクリコラボの剣

装備品を多用するデッキなので自然とコストが軽くなる。伝説のクリーチャーにしか装備できないデメリットもあるが、そちらも「ラウバーン」の効果で無視ができる。

(12)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは、あなたがコントロールしているすべての歴史的なパーマネントのマナ総量の合計に等しい。(歴史的とは、アーティファクトや伝説や英雄譚(Saga)のことである。)
装備しているクリーチャーは+10/+0の修整を受け警戒を持つ。
伝説のクリーチャーに装備(2)

「ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer」

強力な装備品だからリミテ壊れやすくて新しいイラストなかなかもらえないね

タフネスは増えないがトランプルと絆魂と優秀な能力を付与できる装備品。

(3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに、トランプルと絆魂を持つ。
装備(3)

「ナザーンの槌/Hammer of Nazahn」

作成者は色の都合で入りません

破壊不能を付与できる装備品。ETBで装備できるため「ラウバーン」が攻撃しなくても付けられる。

(4)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
ナザーンの槌か他の装備品(Equipment)が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはその装備品をそれにつけてもよい。
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともに破壊不能を持つ。
装備(4)

「統率者の板金鎧/Commander’s Plate」

さすがに強いので買います・・・

設置が軽いし修正値もプロテクション(白青黒緑)も優秀と文句なしの装備品。欠点は値段。2025年6月現在3,500円前後。

(1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは、+3/+3の修整を受けプロテクション(あなたの統率者の固有色の中にない各色)を持つ。
統率者に装備(3)
装備(5)

「肉裂きの大包丁/The Reaver Cleaver」

宝物がアンタップなのもいいね

ダメージを与えるたび大量の宝物を出す装備品。3マナと「ラウバーン」に繋げやすいのも利点。

(2)(赤)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受け、トランプルと「このクリーチャーがプレイヤーやプレインズウォーカーのうち1つに戦闘ダメージを与えるたび、その点数に等しい数の宝物(Treasure)トークンを生成する。」を持つ。
装備(3)

「カルドラの完成体/Kaldra Compleat」

トークンは投げ捨てるもの

生体武器であることはそこまで重要ではないが、本体自体も破壊不能を持っている装備品というのがいい点。ただしそれ相応に重い。

(7)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器
破壊不能
装備しているクリーチャーは+5/+5の修整を受け、先制攻撃とトランプルと破壊不能と速攻と「このクリーチャーがクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを追放する。」を持つ。
装備(7)

■オススメクリーチャー
・FF収録

「のばらの義士、フリオニール/Firion, Wild Rose Warrior」

CVめっちゃあってる

FF2と初期のキャラということもあり、キャラ付けが薄味でした。その後に発売された「DFF」で熟練度システムを意識したどんな武器でも扱えるキャラとなり、今回のコラボでも「DFF」を意識したカードデザインになっております。マナ支払などのコストがかからずにトークン生成できる点は、あの有名なセリフからか。「いいじゃないか!タダだし」CV:緑川光

(2)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel) 戦士(Warrior)
あなたがコントロールしていて装備品(Equipment)がついているすべてのクリーチャーは速攻を持つ。
あなたがコントロールしていてトークンでない装備品1つが戦場に出るたび、「この装備品の装備能力を起動するためのコストは(2)少なくなる。」を持つことを除き、それのコピーであるトークン1つを生成する。次のアップキープの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。
3/3

「親衛隊長、ギルガメッシュ/Gilgamesh, Master-at-Arms」

スタンでも使えるギルガメッシュ

ETBと攻撃でトップ6枚から装備品を踏み倒すことができる、FF5でも屈指の人気キャラ。他作品でもよく登場する。彼との戦闘で流れる「ビッグブリッヂの死闘」は「致命的な一押し」の継承史で使われていますね。

(4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 侍(Samurai)
これが戦場に出るか攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。その中から望む枚数の装備品(Equipment)カードを戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。これにより1つ以上の装備品を戦場に出したとき、それらのうち1つを、あなたがコントロールしている侍(Samurai)1体につけてもよい。
6/6

「マテリアハンター、ユフィ/Yuffie, Materia Hunter」

ユフィもいいよね

赤で初の忍術持ち。「ユフィ」らしく、コントロール奪取能力を持つ。FF7の外伝作品でもある「アドベントチルドレン」とか「ダージュ オブ ケルベロス」とかでめっちゃ喋って可愛いです。

(2)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
忍術(1)(赤)((1)(赤),あなたがコントロールしていてブロックされなかった攻撃クリーチャー1体を手札に戻す:このカードをあなたの手札からタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
これが戦場に出たとき、クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とする。あなたがこれをコントロールし続けているかぎり、あなたはそれのコントロールを得る。その後、あなたがコントロールしている装備品(Equipment)1つを、これにつけてもよい。
3/3

■その他のカード

「鍛冶の才能/Blacksmith’s Talent」

設置も軽くて便利

ブルームバロウで登場したクラス・エンチャント。戦闘前に装備ができるので、速攻武器を持たせたりできる。レベル3になれば単なる《剣》が実質二段攻撃と速攻付与も付くようになる。その分注ぐマナが必要だが、赤にはマナ加速系が多いので。

(赤)
エンチャント — クラス(Class)
(次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。)
鍛冶の才能が戦場に出たとき、《剣》という名前で「装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。」と装備(2)を持つ無色の装備品(Equipment)アーティファクト・トークン1つを生成する。
(2)(赤):レベル2
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしている装備品1つを対象とし、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。その前者をその後者につける。
(3)(赤):レベル3
あなたのターンの間、あなたがコントロールしていて装備品がついているすべてのクリーチャーは二段攻撃と速攻を持つ。

「棍棒での殴り合い/Bludgeon Brawl」

マナコストがでかければそれだけパワーも上がるし、装備コストは「ラウバーン」で踏み倒せるので

クリーチャーや装備品でないアーティファクトを装備品にするエンチャント。後半腐るマナファクトも装備品にできるのが偉い。

(2)(赤)
エンチャント
クリーチャーでも装備品(Equipment)でもないアーティファクトは、装備(X)と『装備しているクリーチャーは+X/+0の修整を受ける。』を持つ装備品である。Xはそのアーティファクトのマナ総量である。

「屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant」

アーティファクトに関するPW。他はテゼレットとカーンだね

手札を入れ替えつつ、墓地にアーティファクトを落として踏み倒しができるようになるPW。アーティファクトを多用するので便利な1枚。

(3)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ダレッティ(Daretti)
[+2]:カードを最大2枚まで捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
[-2]:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、対象としたカードを戦場に戻す。
[-10]:あなたは「アーティファクトが1つ戦場からあなたの墓地に置かれるたび、次の終了ステップの開始時に、そのカードを戦場に戻す。」を持つ紋章を得る。
屑鉄の学者、ダレッティは統率者として使用できる。
3

■まとめ
赤単の装備品、ということで息切れしないように、手札を増やせるカードも増やしたいですね。「Wheel of Fortune」は高すぎるので「魂の再鍛/Reforge the Soul」を使おう。

再録禁止のため値段がすこい
調整版。奇跡だとこちらの方が軽い


「告別」とか「古代魔法「アルテマ」」みたいなアーティファクトを巻き込む全体除去はあきらめよう。

破壊不能も貫通
クリーチャーだけでなくアーティファクトも持ってかないでください。助けてハイデリン

そんなこんなでもう次のパックの情報が出始めている・・・早すぎる・・・次回はテゼレットということでアーティファクトが強くなりそうで楽しみです。

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