プロツアーで見かけたジェスカイアーティファクトが赤単とイゼット果敢に対して殺意強めだったので参考にして、マジック・スポットライト:FINAL FANTASYで使うことにしました。それでも不利だけど。
結果は4-4でドロップ。前半と後半の引きの差が酷すぎた。
■採用カードの使用感
「火のクリスタル/The Fire Crystal」は最強でした。こいつは本物。
「身代わり合成機」が戦場にある状態で出すと、構築物トークンが速攻を持つので、いきなり40点パンチみたいな突然死を起こす場面が多かった。ちなみに起動型能力とコスト軽減についてはほぼ意味ないです。

(2)(赤)(赤)
伝説のアーティファクト
あなたが赤の呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは速攻を持つ。
(4)(赤)(赤),(T):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン1体を生成する。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。
以前使っていた「降霜断崖の包囲」も良かったですが、
・アーティファクトのため、「再利用隔室」からサーチ可能。
・出た時に「身代わり合成機」の能力が誘発する。
と、「身代わり合成機」のために作成されたようなカードです。「団結の最前線」から出せないのだけデメリットですが、それ以上に強い。伝説のため複数置きができないが、何個も置くものじゃないし。アリーナの運営は「パーフォロスの槌」を早く実装して試させてくれ。
リストの方は6月30日の禁止改定前の世界しか意識してないので載せません。
このデッキはどれだけカードを詰め込んでも結局は「団結の最前線」から「身代わり合成機」によるフィニッシャー連打に極度に依存しています。別の勝ち筋である「千の月の鍛冶場」もありますが、一度変身しないと行けなく、「身代わり合成機」よりは弱いです。あと4マナであるのと伝説のアーティファクトであることがネック。「団結の最前線」から出せないのも痛い。
2マナ域も貧弱でここ最近出たカードでは「「占星術師」の天球儀/Astrologian’s Planisphere」が使えそうな感じ。
・毎ターン+1/+1の強化だが、マスカン連打するデッキなので相手に暇を与えない。
・本体が2マナのため、「再利用隔室」から「身代わり合成機」をサーチ可能。
・最低でもブロッカーになり時間稼ぎができる
この3つが利点ですね。相手が腐るはずの除去が当たるという欠点がありますが、そもそもトークンはオマケなので痛くないです。

「チェーンソー/Chainsaw」は除去として優秀。2マナの置物が残る除去というと「ガラスの棺/Glass Casket」や「バネ仕掛けの鋸刃/Spring-Loaded Sawblades」があります。一応「バンブルフラワー夫人の大鍋/Bumbleflower’s Sharepot」などもありますがコストが重い。


(1)(赤)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
チェーンソーが戦場に出たとき、クリーチャー最大1体を対象とする。これはそれに3点のダメージを与える。
1体以上のクリーチャーが死亡するたび、チェーンソーの上に回転(rev)カウンター1個を置く。
装備しているクリーチャーは+X/+0の修整を受ける。Xは、チェーンソーの上にある回転カウンターの個数に等しい。
装備(3)
それぞれの利点をあげると
■「ガラスの棺」の利点

マナ総量3以下はなんでも除去が可能。「叫ぶ宿敵/Screaming Nemesis」をダメージなしで除去できるのが他のカードにない利点。
欠点としては「ガラスの棺」が戦場を離れると追放したカードが帰ってくる点。つまり、「再利用隔室」で生け贄に捧げる時は気を付けないといけない。7月には落ちますが「一時的封鎖/Temporary Lockdown」で追放されてしまうので、自分で「一時的封鎖」を使う場合も気を付けないといけない。総じて欠点が強め。
「ガラスの棺」とちがって「チェーンソー」と「バネ仕掛けの鋸刃」は「再利用隔室」に生け贄に捧げても問題ないというのが利点。
■「バネ仕掛けの鋸刃」の利点

タフネス5まで除去が可能。「分派の説教者/Preacher of the Schism」や「黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse」「忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculus」を除去できるのは「チェーンソー」よりも優れている点。
欠点は警戒持ち相手では「編まれた網」といった自発的にタップできる置物と併用しないといけない事。受身なカードである。
他2種と違って作製で殴りに行けるのは大きな利点。
■「チェーンソー」の利点
青黒ミッドレンジの「群青の獣縛り/Azure Beastbinder」やミシュラランドの「魂石の聖域/Soulstone Sanctuary」といった警戒持ちを除去できるのが最大の利点。また、相手が殴ってこない盤面でも除去が可能な点は強み。特に「ティシャーナの潮縛り」で「身代わり合成機」を止められやすいこのデッキでは自発的に除去ができる「チェーンソー」は優秀。
欠点は3点ダメージのためシステムクリーチャーは焼けるけど、中型から大型のクリーチャーが除去ができない点。そちらは「身代わり合成機」のトークンでサイズ勝ちできるから問題はないか。
また、他2種とちがい赤いカードのため、採用カードや土地基盤に変更点がでてきますね。


青白でまとめるなら「バネ仕掛けの鋸刃」で赤も足したデッキの場合は「チェーンソー」がいいかと思います。
他の2マナ域では「火のクリスタル」と「チェーンソー」を採用したことに伴い、色のバランスが難しくなったため「予言のプリズム」を採用。最低限キャントリップが偉い。

また、「予言のプリズム」のマナフィルター効果は起動型能力のため、「再利用隔室」ともシナジーのある「奇怪な宝石/The Enigma Jewel」を採用。
これにより
1ターン目「奇怪な宝石」
2ターン目「予言のプリズム」
3ターン目「団結の最前線」
の動きも可能。ちなみに「奇怪な宝石」を作製することはない。優秀な起動型能力はないし、作製で戻ってきてもマナ総量は1のままなので。

(青)
伝説のアーティファクト
奇怪な宝石はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、能力を起動するためにしか支払えない。
起動型能力を持ち土地でない4つ以上で作製(8)(青)((8)(青),このアーティファクトを追放する,あなたがコントロールしていてこれでないパーマネントやあなたの墓地にあるカードであり該当する4つ以上を追放する:このカードをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戻す。作製はソーサリーとしてのみ行う。)
また、「奇怪な宝石」は土地の起動型能力にもマナを使えるため、「ゴールドソーサー/The Gold Saucer」のような起動型能力を持つ土地でも利用可能。今後のスタンでも使えるカードでは「噴水港/Fountainport」もオススメ。
運に自信のある方は「ゴールドソーサー」がいいかもしれませんが、基本的に「噴水港」の方がいいです。トークンは「身代わり合成機」から出るので、相手の除去に合わせて生け贄に捧げればいいし、「噴水港」自身から1/1トークンが出せるのが強い。トークンでないアーティファクトはそのまま戦場にあった方がいいことが多いです。

土地 — 街(Town)
(T):(◇)を加える。
(2),(T):コイン投げをする。あなたがそのコイン投げに勝ったなら、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
(3),(T),アーティファクト2つを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。

土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T),トークン1つを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
(3),(T),1点のライフを支払う:青の1/1の魚(Fish)クリーチャー・トークン1体を生成する。
(4),(T):宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
■2025年7月現在試してるカード群。
「迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier」

FFだけでなくスタン屈指のパワーカード。「「占星術師」の天球儀」を採用しているので使ってみた。
放置されたら勝てるよね、みたいな展開が多い。メインはあれだけど、サイドからならありな気もする。
本格的に使うなら装備品を多めに採用してパワーを上げたい。
(1)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — ウィザード(Wizard)
(0):(青)や(赤)合わせてX点のマナを加える。Xは、迷える黒魔道士、ビビのパワーに等しい。あなたのターンの間にのみ、毎ターン1回しか起動できない。
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、迷える黒魔道士、ビビの上に+1/+1カウンター1個を置き、これは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
0/3
「轟く機知、ラル/Ral, Crackling Wit」

対コントロール用カード。全体除去で流れないフィニッシャーを試しています。「「占星術師」の天球儀」を採用したのに合わせて試していますが悪くない。クリーチャーでない呪文しかデッキに入っていないので忠誠度は毎ターン+2される計算になる。
(2)(青)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ラル(Ral)
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、轟く機知、ラルの上に忠誠(loyalty)カウンター1個を置く。
[+1]:果敢を持つ青赤の1/1のカワウソ(Otter)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-3]:カード3枚を引く。その後、カード2枚を捨てる。
[-10]:カード3枚を引く。「インスタントやソーサリーでありあなたが唱えるすべての呪文はストームを持つ。」の紋章を得る。(あなたがインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、それを、このターンにそれより前に唱えられた呪文1つにつき1回コピーする。)
4
「道の体現者、シィコ/Shiko, Paragon of the Way」

サイドから入れるタイプのフィニッシャー。サイドから入る置物対策で墓地に行きやすい「身代わり合成機」を戦場に再設置ができる。また、このデッキの欠点である制空権確保にも有用。ただ、このデッキにおける5マナは重い。
(2)(青)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) ドラゴン(Dragon)
飛行、警戒
これが戦場に出たとき、あなたの墓地にありマナ総量が3以下であり土地でないカード1枚を対象とする。それを追放する。それをコピーする。その後、そのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。(パーマネント呪文のコピーはトークンになる。)
4/5
禁止改定と7月のスタン落ちで環境はかわりそうです。「久遠の終端」ではテゼレットがいるので、いいアーティファクトが収録が来るのも楽しみですね。「身代わり合成機」デッキがさらに強くなると嬉しいです。
[青白ゲーマーのプレイ記]はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。本サイトで使用されている一部の素材は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの知的財産に該当します。©Wizards of the Coast LLC
[青白ゲーマーのプレイ記]はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者であり、適格販売により収入を得ています。
[青白ゲーマーのプレイ記]に掲載されているゲーム画像・映像は、それぞれの著作権者に帰属します。
© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
コメント