最近のパウパーでは【赤単バーン(レッドネス)】は、《どぶ潜み/Guttersnipe》と《ケッシグの炎吹き/Kessig Flamebreather》が搭載されている型がほとんどです。


スペルを唱えると火力を飛ばすクリーチャーと相性の良い《目標の強奪/Grab the Prize》や《街道筋の強奪/Highway Robbery》といった《苦しめる声》の上位互換を使い、手札を回しつつ、墓地に落とした《こそこそサクサク/Sneaky Snacker》を釣り上げて打点を作ります。




そのまま焼き切るも良し、最後の押し込みを《こそこそサクサク》に任せるも良しと、以前までと比べ安定性が上がっております。
色の安定と突然の高火力を搭載した、まさに赤単バーンの進化形と言えますね。
ブラッドバーンというもう一つの系統
こちらとは別に存在する【ブラッドバーン】は、火力を飛ばせるクリーチャーを採用しない代わりに黒のマッドネス呪文を搭載し、より長期戦を戦えるデッキになっています。
特に特徴的なのが、《血管の施し/Alms of the Vein》と《吸血鬼の口づけ/Vampire’s Kiss》といったドレイン呪文、そして実質1マナ2/2速攻飛行の《台所のインプ/Kitchen Imp》ですね。



この2種が、最近のパウパーにおけるバーンデッキの代表的な形です。なお、デッキ自体は【ブラッドバーン】のほうが先に結果を出していた模様
MOで見かけた謎の1枚:《Whiteout》

【レッドネス型】がMOのPauper Challengeで5-2しており、そこまではよくあることですが、表記が【UBRG】となっていました。
気になって中を確認すると、何やら怪しげな1枚が。《Whiteout》がピン刺しで入っていますね。

《Whiteout》とは?
(1)(緑)
インスタント
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を失う。
氷雪土地を1つ生け贄に捧げる:あなたの墓地にある《Whiteout》をあなたの手札に戻す。
緑のインスタントで飛行を失わせ、地上のクリーチャーがブロックできるようになる呪文。こちらの効果はインクの染みなので気にしなくていいです。
本題は後者の「氷雪土地を生け贄に、墓地にある《Whiteout》を手札に戻せる」という一文です。
どこかで見たギミック?
このギミックは、パウパーを嗜んでいる方ならご存知かと思います。【不屈の部族シュート(Inside Out)】で使われているものですね。手札を捨ててパンプアップするので、氷雪土地が戦場にある分、何度でも手札に帰ってくる《Whiteout》と《不屈の部族》は相性抜群です。

【レッドネス】では《苦しめる声》系の呪文を唱えるために手札を捨てなければならないので、そのために採用した、といった感じでしょうか。
トップデッキしたが《目標の強奪》を唱えられない――そんなときに使えそうです。
逆に《Whiteout》をトップデッキして負けた、なんてケースもありそうですけど。
おわりに
時たまこういった古の謎の呪文がデッキに入ってくるのが、パウパーの面白いところですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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