使用中のがめつい市長、カンバールの統率者デッキについて

今使っている「がめつい市長、カンバール/Kambal, Profiteering Mayor」の統率者デッキの感想とか。
まずは能力のおさらいから

(１)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
１つ以上のトークンが対戦相手のコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそれらにつきそれぞれ、それのコピーであるトークン１つをタップ状態で生成する。この能力は、毎ターン１回しか誘発しない。
１つ以上のトークンがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ１点のライフを失い、あなたは１点のライフを得る。
2/4

３マナ２/４で最低限のスペック（スタンダードで言うところの「切り崩し」範囲外）

対戦相手が生成したトークンを１ターンに１回、コピーして生成する能力（１つ以上なので複数出す場合はすべてコピーして生成する）
１つ以上のトークンが戦場に出る度１点のドレイン。１つ以上なので複数生成でも１点。１つ１つ出せば各トークン毎にドレイン可能。

基本的には相手のトークン生成抑制効果。特にトークン系デッキの統率者相手には恩恵をただ乗りできるので、ヘイト向けられます。トークン系以外のデッキでも宝物トークン生成はよくあるので便乗しやすいです。「星界の大蛇、コーマ」とか「若葉のドライアド」を置かれたとき、盤面がすごい勢いでうまっていく。そもそも置きたくねーって言われる。

スタンダードの環境では、サンダー・ジャンクソンの無法者がでた時は地味でしたが、ブルームバロウ後はトークン生成の強力なカードや新生能力もあり、スタンダードでも使いやすくなってます。
そう、ブルームバロウにはトークン生成で有用なカードが多く、市長カンバールデッキではかなりの恩恵を得ています。

「世話人の才能/Caretaker’s Talent」はスタンダードの大会、ジャパンオープン2024にてボロスミッドレンジ優勝の立役者にもなっています。構築で強いカードが統率者で弱いわけない。

そうだよね、ナドゥ君。

レベルを上げずともトークンを出せば毎ターン１枚ドロー。ドローの色は白と言ってもおかしくないレベルのドローエンジンです。あなたのターンのみにしとけと言いたくなる。

(２)(白)
エンチャント — クラス(Class)
（次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。）
あなたがコントロールしている１つ以上のトークンが戦場に出るたび、カード１枚を引く。この能力は、毎ターン１回しか誘発しない。
(白)：レベル２
このクラス(Class)がレベル２になったとき、あなたがコントロールしているトークン１つを対象とする。それのコピーであるトークン１つを生成する。
(３)(白)：レベル３
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・トークンは+2/+2の修整を受ける。

「巣ごもりの季節/Season of the Burrow」もカンバールと合わせれば５体トークン５点ドレインのカードになります。他のモードも除去とリアニメイトと使いやすいものになってます。トークンモードが一番弱いまであるからね。

(３)(白)(白)
ソーサリー
以下から(獣痕)最大５つ分のモードを選ぶ。同じモードを２回以上選んでもよい。
(獣痕) ― 白の1/1の兎(Rabbit)クリーチャー・トークン１体を生成する。
(獣痕)(獣痕) ― 土地でないパーマネント１つを対象とする。それを追放する。それのコントローラーはカード１枚を引く。
(獣痕)(獣痕)(獣痕) ― あなたの墓地にありマナ総量が３以下であるパーマネント・カード１枚を対象とする。それを破壊不能カウンター１個が置かれた状態で戦場に戻す。

「噴水港/Fountainport」も土地としてマナをだしつつトークン関係の能力を持つ非常に便利なカードです。注目されていた「三本木市」と値段が同じになっているという。