カウゲートをMOで100戦ほど回しました。
勝率は61%。
使ってみて分かったのは、「万能デッキ」ではなく環境理解を要求されるデッキだったということです。
特に最近増えているエルドラージ系や【グルールポンザ】の台頭はかなり厳しく、環境の変化も肌で感じました。
使用リスト


今回の調整点
- 土地21枚→20枚に変更し、《綿密な分析》を追加
- 《定業》2枚を打ち消し枠へ変更

土地を1枚削って《綿密な分析》を追加したのは、アドバンテージ確保に加えて、《当世》で捨てても困らないカードを増やしたかったためです。

また、前は《定業》を2枚入れていましたが、序盤のテンポロスがそのまま敗北に直結しやすいため、現在は打ち消し枠に変更しています。
《呪文貫き》も試しましたが、現在は《被覆》を採用中です。

理由は環境の変化です。
《眷者の装飾品》の増加以降、【グルールポンザ】が増えており、土地破壊への確実な回答が必要になりました。

《被覆》は土地破壊だけでなく、《暴走の先導》《目標の強奪》など当て所も多く、後半も腐りづらいのが魅力です。

また、サイドには【セレズニアゲート】との同型戦を考えると《軍旗の旗手》の重要性も高めでした。

100戦結果まとめ
| 総合成績 | 61-39 |
|---|---|
| 勝率 | 61% |
| リーグ最高 | 4-1 |
| 5-0 | なし |
上振れで一気に5-0を狙うタイプのデッキではないため、5-0はなかなか難しいと感じました。
一方で、上振れに頼らない安定したデッキでもあるため、3-2以上の勝ち越しは比較的しやすい印象です。
対戦デッキの割合
100戦のうち、最も多く当たったデッキは【赤単マッドネスバーン】でした。
最近は【レッドネス】と呼ばれることも多いですね。自分も最近はレッドネス呼びです。


一方で、最も多かった【レッドネス】でも14戦に留まっており、100戦のうち約半分はその他のデッキとの対戦でした。
続いて多かったのは【グリクシス親和】です。やはりMOでは、ブン回り性能のある早いデッキに当たりやすい印象でした。
こうして見ると、現在のパウパー環境はかなり多種多様だと感じます。
対面別戦績
以下は3戦以上対戦したデッキのみ掲載しています。


主要デッキに対して極端な不利は少なく、全体として安定して勝ちを拾えています。
ただし、【ディミーアフェアリー】については苦手寄りでした。《こそこそサクサク》がかなりきついです。

【ブレードホーク(オルゾフ忍者)】については4戦4勝でした。サンプルは少ないですが、《コーの空漁師》や《きらめく鷹》がいる関係上、本来は不利寄りだと思っています。
それでも勝てているのは、相手がしっかり動く体勢を作る前に、《戦隊の鷹》や《バジリスク門》で攻め切れているのが大きいのかもしれません。
※相性はプレイングやリスト、環境によって変化します。本記事は筆者がMOで100戦行った結果・所感です。
100戦やって分かったこと
門は強いが、簡単なデッキではない
門は強いですが、タップインが多く、2アクションを取るのがなかなか難しいです。
タップインしない門は色が出しづらいので、置く順番が重要になります。
また、色選択も難しいため、基本は2色でまとめ、サイドから+1色くらいが限度だと感じました。
特に《対抗呪文》が入っている関係上、青青を確保したい場面が多く、マナ管理は見た目以上にシビアです。
門そのものは強力ですが、見た目以上にマナ管理が難しいデッキでした。
《戦隊の鷹》+《渦まく知識》はやっぱり偉い
《戦隊の鷹》+《渦まく知識》の組み合わせは、やはり強力でした。


手札を補充しながら不要牌を戻せるため、デッキ全体の安定感に大きく貢献しています。
また、《戦隊の鷹》でそのまま殴り切ることもよくありました。
やはり飛行は偉いです。
見た目ほど受けデッキではない
カウゲートは見た目ほど受けデッキではありません。
特に【トロン】や【ジェスカイブリンク】相手では、受けに回ると相手のエンジンが完成してしまいます。
そのため、《戦隊の鷹》や《バジリスク門》で先にクロックを作り、殴り切る判断が重要でした。
「守って勝つ」というより、「必要なところだけ受けて、勝てるタイミングで攻める」デッキだと感じました。
クリーチャーは意外と脆い
カウゲートはタフネス1のクリーチャーが多く、思った以上にクリーチャーが脆いです。
《ギルドパクトの守護者》は強力ですが、最近は対応策として《自白勧告》や《牙持つ炎》がメインから採用されることも増えています。


これは【セレズニアゲート】の影響が強そうです。
《ギルドパクトの守護者》は頼れるカードですが、彼……彼女?を信頼しすぎるのは良くないと感じました。
《ヴェクターの滑空種》が偉すぎる
100戦回して特に評価が上がったのが《ヴェクターの滑空種》です。
他のカードと違い青いので、《虹色の断片》による時間稼ぎを許しません。
もちろん、青いことがネックになる場面もあります。
それでも、クロック性能と突破力はかなり優秀でした。
結局おすすめか?
強さは十分あります。
100戦で61%勝てたので、デッキパワー自体に不満はありません。
ただ、MOでリーグを回す目的なら、個人的にはそこまでおすすめしません。
理由は、カウゲートは「万能デッキ」ではないからです。
マナ基盤は繊細で、置き順や色管理が難しく、サイド後の判断もかなり環境理解を要求されます。
プレイの自由度は高い反面、1ミスがそのまま負けに直結しやすいデッキでした。
一方で、現在のMO環境には【レッドネス】や【グリクシス親和】のような、ブン回り性能とリーグ周回性能に優れたデッキも存在します。
特に短時間でリーグを回したい、勝率を安定させたいという目的なら、そちらを選んだ方が効率は良いと感じました。
逆に、以下のような人にはカウゲートはかなり面白いデッキです。
- メタゲームを読むのが好き
- サイド後の駆け引きを楽しみたい
- 同じデッキを長く調整したい
「強いけど簡単ではない」。
100戦回した今の感想は、そんなところでした。
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