カウゲートをMOで100戦回した結果

パウパー

カウゲートをMOで100戦ほど回しました。

勝率は61%。

使ってみて分かったのは、「万能デッキ」ではなく環境理解を要求されるデッキだったということです。

特に最近増えているエルドラージ系や【グルールポンザ】の台頭はかなり厳しく、環境の変化も肌で感じました。

使用リスト

202605時点のリスト
202606時点のリスト

今回の調整点

  • 土地21枚→20枚に変更し、《綿密な分析》を追加
  • 《定業》2枚を打ち消し枠へ変更
フラッシュバックできるのがえらい。でも最近はメインから墓地対策が多い

土地を1枚削って《綿密な分析》を追加したのは、アドバンテージ確保に加えて、《当世》で捨てても困らないカードを増やしたかったためです。

強いけど最近はゲームスピードが速いのでカードを探しに行く暇がない

また、前は《定業》を2枚入れていましたが、序盤のテンポロスがそのまま敗北に直結しやすいため、現在は打ち消し枠に変更しています。

《呪文貫き》も試しましたが、現在は《被覆》を採用中です。

ソーサリーしか打ち消せないが刺さる相手にはしっかり刺さる

理由は環境の変化です。

《眷者の装飾品》の増加以降、【グルールポンザ】が増えており、土地破壊への確実な回答が必要になりました。

最近復帰した

《被覆》は土地破壊だけでなく、《暴走の先導》《目標の強奪》など当て所も多く、後半も腐りづらいのが魅力です。

強いが追加コストを支払うので打ち消せるとおいしい

また、サイドには【セレズニアゲート】との同型戦を考えると《軍旗の旗手》の重要性も高めでした。

門デッキミラー以外にも意外と刺さる

100戦結果まとめ

総合成績61-39
勝率61%
リーグ最高4-1
5-0なし

上振れで一気に5-0を狙うタイプのデッキではないため、5-0はなかなか難しいと感じました。

一方で、上振れに頼らない安定したデッキでもあるため、3-2以上の勝ち越しは比較的しやすい印象です。

対戦デッキの割合

100戦のうち、最も多く当たったデッキは【赤単マッドネスバーン】でした。

最近は【レッドネス】と呼ばれることも多いですね。自分も最近はレッドネス呼びです。

除去できなければ負け
3/3飛行がキツイ

一方で、最も多かった【レッドネス】でも14戦に留まっており、100戦のうち約半分はその他のデッキとの対戦でした。

続いて多かったのは【グリクシス親和】です。やはりMOでは、ブン回り性能のある早いデッキに当たりやすい印象でした。

こうして見ると、現在のパウパー環境はかなり多種多様だと感じます。

対面別戦績

以下は3戦以上対戦したデッキのみ掲載しています。

主要デッキに対して極端な不利は少なく、全体として安定して勝ちを拾えています。

ただし、【ディミーアフェアリー】については苦手寄りでした。《こそこそサクサク》がかなりきついです。

青黒以外でも出張っている

【ブレードホーク(オルゾフ忍者)】については4戦4勝でした。サンプルは少ないですが、《コーの空漁師》や《きらめく鷹》がいる関係上、本来は不利寄りだと思っています。

それでも勝てているのは、相手がしっかり動く体勢を作る前に、《戦隊の鷹》や《バジリスク門》で攻め切れているのが大きいのかもしれません。

※相性はプレイングやリスト、環境によって変化します。本記事は筆者がMOで100戦行った結果・所感です。

100戦やって分かったこと

門は強いが、簡単なデッキではない

門は強いですが、タップインが多く、2アクションを取るのがなかなか難しいです。

タップインしない門は色が出しづらいので、置く順番が重要になります。

また、色選択も難しいため、基本は2色でまとめ、サイドから+1色くらいが限度だと感じました。

特に《対抗呪文》が入っている関係上、青青を確保したい場面が多く、マナ管理は見た目以上にシビアです。

門そのものは強力ですが、見た目以上にマナ管理が難しいデッキでした。

《戦隊の鷹》+《渦まく知識》はやっぱり偉い

《戦隊の鷹》+《渦まく知識》の組み合わせは、やはり強力でした。

実際強い
強いけどなかなか難しい

手札を補充しながら不要牌を戻せるため、デッキ全体の安定感に大きく貢献しています。

また、《戦隊の鷹》でそのまま殴り切ることもよくありました。

やはり飛行は偉いです。

見た目ほど受けデッキではない

カウゲートは見た目ほど受けデッキではありません。

特に【トロン】や【ジェスカイブリンク】相手では、受けに回ると相手のエンジンが完成してしまいます。

そのため、《戦隊の鷹》や《バジリスク門》で先にクロックを作り、殴り切る判断が重要でした。

「守って勝つ」というより、「必要なところだけ受けて、勝てるタイミングで攻める」デッキだと感じました。

クリーチャーは意外と脆い

カウゲートはタフネス1のクリーチャーが多く、思った以上にクリーチャーが脆いです。

《ギルドパクトの守護者》は強力ですが、最近は対応策として《自白勧告》や《牙持つ炎》がメインから採用されることも増えています。

黒いデッキだとメインから見る布告
イゼット系コントロールでよく見かける

これは【セレズニアゲート】の影響が強そうです。

《ギルドパクトの守護者》は頼れるカードですが、彼……彼女?を信頼しすぎるのは良くないと感じました。

《ヴェクターの滑空種》が偉すぎる

100戦回して特に評価が上がったのが《ヴェクターの滑空種》です。

他のカードと違い青いので、《虹色の断片》による時間稼ぎを許しません。

もちろん、青いことがネックになる場面もあります。

それでも、クロック性能と突破力はかなり優秀でした。

結局おすすめか?

強さは十分あります。

100戦で61%勝てたので、デッキパワー自体に不満はありません。

ただ、MOでリーグを回す目的なら、個人的にはそこまでおすすめしません。

理由は、カウゲートは「万能デッキ」ではないからです。

マナ基盤は繊細で、置き順や色管理が難しく、サイド後の判断もかなり環境理解を要求されます。

プレイの自由度は高い反面、1ミスがそのまま負けに直結しやすいデッキでした。

一方で、現在のMO環境には【レッドネス】や【グリクシス親和】のような、ブン回り性能とリーグ周回性能に優れたデッキも存在します。

特に短時間でリーグを回したい、勝率を安定させたいという目的なら、そちらを選んだ方が効率は良いと感じました。

逆に、以下のような人にはカウゲートはかなり面白いデッキです。

  • メタゲームを読むのが好き
  • サイド後の駆け引きを楽しみたい
  • 同じデッキを長く調整したい

「強いけど簡単ではない」。

100戦回した今の感想は、そんなところでした。

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