霊気走破には全国114億人のアーティファクトファンに刺さるカードが多数収録されていますね。
Youtubeに『霊気走破』公式トレーラー動画が上がっていましたが、ナレーションが千葉さんでいいですね。
特にキーワード能力「親和（アーティファクト）」の再録が嬉しい。「金属製の巨像/Metalwork Colossus」がなぜかスペシャルゲストで収録されていない謎がありますが。
「親和（アーティファクト）デッキ」はアーティファクト・土地や0マナのアーティファクトを利用した、異常な速度の展開力が持ち味のデッキです。
今のスタンにあるアーティファクトデッキは青白ミッドレンジ～コントロールの中間、もしくはアゾリウスアーティファクトアグロがあります。
前者では「身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer」や「千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithy」、「不安定な象形橋/Unstable Glyphbridge」といったカードが採用されたりされなかったりしています。雑なパワーで殴るのにコントロールというね。
後者では「遠眼鏡のセイレーン/Spyglass Siren」や「ひよっこ捜査員/Novice Inspector」のようなETBでアーティファクトを生成するカードが多く採用されています。速度の面で言えば後者が合っていますが・・・とりあえず、収録予定の新規カードを見ていきましょう。
アーティファクトで気になるカード
「危険な罠」
「払拭の光/Banishing Light」がアーティファクトになってきた。あとなんかオマケの能力がある。「同化の神盾/Assimilation Aegis」で喜んでいたら「ねんがんの ばんのうじょきょをてにいれたぞ!」
最近のスタンダードには危険な置物が多いのでいいですね。危険な置物使ってる側でもありますけど。
「空見の戦車」
「魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass」とちがって搭乗すれば殴れるけど起動型能力を封殺するわけではない。一長一短だけど、やはり起動型能力を禁止する方を優先したいから微妙かも。ちなみに「魔術遠眼鏡」はファウンデーションズ収録カードです。
「暁の暴君、サンダイヤル」
2マナ3/3バニラのアーティファクトクリーチャー。スタンでは「切り崩し/Cut Down」も「喉首狙い/Go for the Throat」も効かないクリーチャーとしていい感じかも。まあ、所詮3/3バニラだけど。
「ボヤージャーの急速溶接機」
「鋳造所の検査官/Foundry Inspector」に色がついたクリーチャー。コスト軽減は可能性の塊。
「牽制機」
最近のカードで言えば「心悪しき隠遁者/Malevolent Hermit」に近いアーティファクト版。インスタントかソーサリーのみと裏面がないのが欠点。飛行もちだから殴りつつ、相手の全除去に対する牽制役となる。名前の通りですね。
「船体漂い」
「熟考漂い/Mulldrifter」の機体版。カードデザインは好き。
「記録の守護者」
「厳粛な空護り/Somber Hoverguard」が強化された上にコストも軽くなりアーティファクトになった優秀なクリーチャー。ミラディン発売の2003年から22年も経っているのか・・・22年って嘘でしょ。やばい。そら、これだけ強くなるし「親和（アーティファクト）」も許されますよね。
「悪魔憑きエンジン」
搭乗員を相手からパクる機体。ただし、攻撃もブロックもできないマジモンの搭乗要員確保カード。いるだけで強いカードをぱくりたいね。「黙示録、シェオルドレッド」みたいなの。
「再利用隔室」
アーティファクト版「出産の殻/Birthing Pod」とも言えるカード。悪さしまくった「出産の殻」を考えるとこいつも何かしでかしそう。あとはシルバーバレット用にピン刺ししたりね。
「棘甲羅の追い立て屋」
「Nintendo Switch 2」で新しいマリオカートが出るみたいですね。え？関係ない？
「墓所呼びの戦車」
ディスカードに応じて2/2トークンを出す機体。枚数分のため、たくさん捨てればその分トークンも増えるのが強い。さすが令和のカード。
「悪魔の破砕機」
「親和（アーティファクト）」もちの除去。黒いアーティファクトが増えてきたので本格的に力戦巨像（青黒型）を検討してもいいかもしれない。
「不気味なガラクタ」
ETBで「見栄え損ない/Disfigure」のうてるアーティファクト。「この町は狭すぎる/This Town Ain’t Big Enough」と一緒に使ってくれと言わんばかりのやつ。「税血の刃/Tithing Blade」もあるが1マナと軽いのが利点。
「死の車」
「死の影/Death’s Shadow」が車両になって帰ってきた。ドロー能力付きで便利。
「爆弾車」
能力の起動にしか使えないが、ETBでマナを生む機体。こいつも悪さできそうですね。
「ガスタルの激ヤバ車」
名前を呼びたいカードTOP10に入るであろう機体。出たターンはクリーチャーとして使え。消尽で墓地からも帰ってこれて最後の一押しにも使える。
「轟音の速百足」
ここ最近の緑は+1/+1カウンターの扱いがほんと雑ですよね。まあ、それでも構築ではまったく問題ないって感じなのがすごいよね。
「輪心のバイク」
「耕作者の荷馬車/Cultivator’s Caravan」が本体サイズが縮んだ代わりに2点ゲインがついてきた機体。しかもこれがコモンというね。
「屑転がし」
「包囲サイ/Siege Rhino」が機体になって帰ってきた。なんか今回そんなカード多いね。機体のデザインがそんな感じなんだろうね。
「焚炭の機械巨人」
マナ総量４以下のリアニメイト。「クローン/Clone」系を釣れば墓地の４マナ以下の「クローン」系生物を大量に釣って勝てる。スタンダードでは「相貌詐欺/Visage Bandit」だけか・・・パイオニアだと「クイントリウス・カンド/Quintorius Kand」というコピーをチェーンするデッキがすでにあるが果たして・・・
「ガイドライト、雲水核」
「エンジン始動！」持ちの伝説のアーティファクト・クリーチャー。最高速度に達すればファクト量産体制に入れる。エンジン始動！がどの程度かわからないが、意外とやれそう。
「霊気灯」
初のアーティファクトのプレインズウォーカーにして初の装備品のプレインズウォーカー。どのくらいの強さかわからないがとりあえず力線巨像で試したい。
「忍耐の記念碑」
自分が捨ててもいいし、相手からのハンデス対策にもなる便利なファクト。こいつもかなりやれそう。使うならルーティングと混ぜて使いたいね。
アーティファクト以外で気になるカード
「不敵な剣客」
海賊+機体の攻撃でで3枚引いて2枚捨てる海賊。サメではなく魚なんすね・・・本人が海賊のため、機体と一緒に攻撃すれば誘発するのが便利。「メアリ・リードとアン・ボニー/Mary Read and Anne Bonny」の統率者で使いたい1枚。下がその記事ですね。
「帰還航路」
「物読み/Thoughtcast」が1マナ増えて3点ゲインと+1枚ドローが増えた。「治癒の軟膏/Healing Salve」+「Ancestral Recall」とも言える。実質「スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation」
今回のラインナップを見てると欲しいカードや試したいカードが多いですね。さすがはカラデシュ、いやアヴィシュカーでしたね。慣れねえ・・・またマローが楽しそうに次元名言ってくれれば覚えるんだけどな。
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