2026年に入ってから、PS Plusのフリープレイ作品レビューを継続して投稿しています。
短時間プレイで実際の遊び心地を確認し、カジュアルゲーマー視点で感想をまとめています。
前回の記事はこちら。
【PS Plus 2026年10月】Hello Neighborを遊んでみた|難しい?怖い?1時間プレイした感想
2026年11月のPS Plusフリープレイ作品
提供期間:2026年11月3日(火)~11月30日(月)
2026年11月の日本向けフリープレイでは、以下の3作品が配信されています。
なお、海外向けのラインナップには『Dead Island 2』が含まれているため、こちらも参考として紹介します。できればそれもやりたかった・・・
Secret Neighbor(PS4)
『Hello Neighbor』の世界を舞台にしたマルチプレイヤー型ホラーゲーム。
子どもたちに紛れ込んだ隣人の正体を見破りながら、地下室への侵入を目指します。
トゥームレイダー IV-VI リマスター(PS4/PS5)
人気アクションアドベンチャー『トゥームレイダー』シリーズの第4~6作を収録したリマスター作品。
世界各地の遺跡を冒険しながら、オリジナル版とリマスター版のグラフィックを切り替えて楽しめます。
Monster Train 2(PS5)
天使と悪魔の連合軍を率い、強大な敵「タイタン」に立ち向かうデッキ構築型ローグライトゲーム。
カードを集めて部隊を強化し、3階建ての列車にユニットを配置して敵の侵攻を防ぎます。
Dead Island 2(PS4/PS5)
※海外向け限定・日本ではフリープレイ対象外
ゾンビが大量発生したロサンゼルスを舞台にした一人称視点のアクションRPG。
多彩な近接武器を使った戦闘や探索、最大3人でのオンライン協力プレイが楽しめます。
日本では『Dead Island 2』の代わりに『Secret Neighbor』が配信されています。
今回遊ぶのは「Monster Train 2」
今回選んだのは『Monster Train 2』。
普段からMTG(マジック:ザ・ギャザリング)を遊んでいることもあり、デッキ構築型のローグライトというジャンルが気になっていました。
実際にプレイしてみると、想像以上にMTGのドラフトに近いゲームでした。
今回は攻略情報を見ずに、約1時間で3回ほど挑戦。
まだ一度もクリアできていませんが、かなり楽しめています。
※この記事は初見で約1時間プレイした時点での感想です。
今回の結論
最初に結論から書くと、
「MTGでドラフトやデッキ構築を楽しんでいる人なら、かなりハマりそうなゲーム」
というのが現在の感想です。
個人的な評価は、かなり楽しいです。
まだクリアすらできていない段階ですが、それでも面白いです。
特に良かったのが、その場で入手したカードからデッキの方向性を考えていく部分。
最初に強そうなユニットや呪文を獲得したら、その能力を生かせるカードを優先して集める。
MTGのドラフトでもよくある考え方ですが、本作でも同じようなことを求められます。
しかも、ただデッキを組むだけではありません。
戦闘ではユニットをどの階層に配置するかも重要で、タワーディフェンスのような戦略性もあります。
何より、負けてもすぐに次のデッキを試したくなるんですよね。
1回の挑戦は20~30分程度なのですが、気がつけば次の挑戦を始めています。
これは相当な時間泥棒ゲームです。
Monster Train 2ってどんなゲーム?
『Monster Train 2』は、カードを集めながらデッキを構築し、敵の侵攻を防ぐローグライトゲームです。
戦闘の舞台となるのは、3階建ての列車。
各階層にユニットを配置し、下から上へと進んでくる敵を迎撃していきます。
最上階を突破した敵は列車のコアに到達し、コアのHPがなくなるとゲームオーバー。
ただ、このコアが意外と強い。
敵が到達すると一方的にダメージを受けるのかと思っていたのですが、コア自身も反撃してくれます。
しかも、思っていた以上に攻撃力があり、HPの減った敵ならそのまま倒してくれることもあります。

タワーディフェンスのようなゲームではあるものの、敵を1体通しただけで終わりというわけではありません。
また、道中では新しいカードの獲得や強化ができるため、挑戦するたびに異なるデッキを組むことになります。
遊んで良かったところ
MTGのドラフトに近いデッキ構築が面白い
個人的に一番面白かったのが、カードを集めながらデッキを作っていく部分です。
本作には複数の陣営があり、それぞれ得意な戦術が異なります。
最初から使える脱天使陣営は、装備品や「勇気」を使ったユニット強化が中心。
一方、サブ陣営の火竜は、直接ダメージを与える火力呪文が得意な印象でした。

何度かプレイして感じたのは、獲得したユニットに合わせてカードを集めた方がよさそうということ。
例えば、装備品を持ってこられる天使を採用した場合、その後は装備品を優先して集めるようにします。
逆に、装備品と関係のないカードばかり集めても、その天使の能力を十分に生かせません。
この辺りはMTGのドラフトと同じですね。
単純にカード単体の強さだけで選ぶのではなく、デッキ全体の相性を考えながらカードを集めていく。
まだカードの種類を覚えきれていませんが、こうしたデッキ構築を考える時間がかなり楽しいです。
ユニットの配置にも戦略性がある
本作では、強いユニットを並べれば勝てるというわけでもありません。
3つの階層にどのユニットを配置するか、どの階層で敵を倒すかを考える必要があります。
特に厄介なのが、前列の大型ユニットと後列の敵が同時に登場する場面です。
前列の敵を倒し切れないと、その後ろにいる敵まで攻撃が届かないことがあります。
そこで便利だったのが、階層全体にダメージを与える火力呪文。
前列を削りながら後列のHPが低い敵を処理できるため、状況によっては単体火力よりも役に立ちました。
また、何度も蘇生するボスとの戦闘も印象に残っています。
なかなか倒し切れずに苦戦しましたが、なんとか撃破できました。

カードを使う順番だけでなく、ユニットの配置や攻撃回数も考える必要があり、見た目以上に頭を使うゲームだと思います。
お気に入りはソードメイデン

現時点でお気に入りのユニットはソードメイデンです。
まず、キャラクターデザインがかなり好み。
それに加えて、装備品を持ってこられる効果がMTGの《石鍛冶の神秘家》を思い出させるんですよね。
MTGを遊んでいる人なら、これだけでなんとなく分かってもらえるかもしれません。
こういう能力を見ると、どうしても装備品を中心にしたデッキを作りたくなります。
BGMとキャラクターデザインも好み
ゲームシステム以外で気に入ったのが、BGMとキャラクターデザインです。
BGMは個人的にはかなり好み。
戦闘中の雰囲気にもよく合っています。
また、キャラクターデザインは全体的に人間離れした異形種系の印象があります。

特に脱天使陣営は、天使らしい要素がありながらも独特な姿をしているのが面白いところ。
こういった異形種系のデザインが好きな人には、かなり刺さるのではないでしょうか。
まさかのリチャード・ガーフィールド登場!

プレイ中、ランダムイベントのような場面で思わぬ名前を見つけました。
Richard Garfield(リチャード・ガーフィールド)
そう、MTGの生みの親です。

さすがに見間違いかと思いました。
気になって調べてみたところ、実際にガーフィールド本人が『Monster Train 2』の開発に協力していたようです。
開発元Shiny Shoeの公式発表によると、ガーフィールド自身も初代『Monster Train』のファンだったとのこと。
続編である今作では画像の「Wonderous Boxes」というランダムイベントの設計に携わったそうです。
ゲーム全体のデザインを担当したわけではありませんが、プレイヤーの選択からさらに選択肢が広がるイベントを考案しています。
MTGのドラフトみたいだなと思いながら遊んでいたら、まさかMTGの生みの親の名前が出てくるとは……
個人的にはかなり嬉しいサプライズでした。
参考:開発元公式発表「Monster Train 2 – Creating Collaborations」
気になったところ
装備品は1体に1つまで! MTGの感覚でやらかしました
今回のプレイで一番やらかしたのが装備品です。
本作では、基本的に1体のユニットが装備できる装備品は1つまで。
しかし、MTGプレイヤーの認識では、1体のクリーチャーに複数の装備品を付けられます。
その感覚で主力ユニットに追加の装備品を付けたところ……。
元の装備品が外れてしまいました。
強化するつもりだったのに、装備品が入れ替わったことでむしろ弱体化。
結果、そのまま敗北しました。(1敗)
いや、普通に考えれば1キャラ1つまででも不思議ではないのですが、MTGの感覚で遊んでいたので完全に想定外でした。
装備品は何でも付ければいいというわけではなく、誰に何を装備させるか考える必要がありますね。
火力呪文はMTGほど万能ではなさそう
もう一つ気になったのが、火力呪文の扱いです。
MTGのドラフトでは火力呪文を除去として使うことが多いため、ついつい優先して取りたくなります。
ところが本作では、敵のHPが高いこともあり、数点のダメージでは倒し切れないことが珍しくありません。
そのため、現時点では単体火力の優先度はそこまで高くないのかなと感じています。
もちろん、火力呪文そのものが弱いという話ではありません。
先ほど触れたように、階層全体にダメージを与える呪文は後列の敵を処理するのに便利でした。

MTGと同じ感覚でカードを評価すると、少し失敗しそうな部分です。
まだ1時間しか遊んでいないので、今後カードの種類や組み合わせを覚えたら評価が変わるかもしれません。
※このあと呪文ダメージに関する陣営が出たのでそこで活躍しそうです
負けると最初から。でも、もう一度遊びたくなる
本作は一度敗北すると、集めたカードや装備品がリセットされ、最初からデッキを組み直すことになります。
イメージとしては『風来のシレン』のような仕組みです。
ただし、完全にゼロからというわけではありません。
プレイ後に経験値がもらえ、陣営のレベルが上がると新しいカードが解放されるようです。
遊ぶほどドラフトで登場するカードの種類が増えていくため、次はどんなカードを使えるのかという楽しみもあります。
そして、このゲームの恐ろしいところは1回の挑戦時間。
私の場合は20~30分程度なのですが、これが絶妙に短い。
負けても、
「次は別のユニットをピックして組んでみよう」
「今度は火力呪文を減らしてみるか」
と、次のデッキを試したくなります。
その結果、気がつけば1時間が経過していました。
まだクリアできていないのに、すでにかなりの時間泥棒です。
Monster Train 2はどんな人に向いている? Q&Aでまとめ
Q. MTGなどのTCGを遊んでいる人でも楽しめる?
A. かなり楽しめると思います。
特にドラフトや、カード同士の組み合わせを考えるのが好きな人には相性が良さそうです。
ただしMTGとはルールが異なるため、装備品のように思わぬ勘違いをすることもあります。
Q. タワーディフェンスが苦手でも遊べる?
A. 私自身、タワーディフェンスはそこまで得意ではありませんが、今のところ楽しめています。
ユニットの配置は重要ですが、敵の動きを見ながらじっくりカードを使う順番を考えられます。
一般的なリアルタイム型のタワーディフェンスとは少し違った感覚で遊べました。通してもコアがなんとかしてくれるのがでかい。
Q. 負けたらすべて最初から?
A. その挑戦で集めたカードや装備品はリセットされます。
ただし、経験値によるカードの解放などは引き継がれるため、繰り返し遊ぶことで選択肢が増えていきます。
毎回違うデッキを組むのが、本作の面白さの一つだと思います。
Q. このまま続きを遊びたい?
A. もちろんYesです。
まだ一度もクリアできていませんが、現時点でかなり気に入っています。
まずは攻略情報を見ずに一度クリアするところまで進めたいですね。
その後は各カードや戦術について調べて、いろいろなデッキを試してみたいと思っています。
※このあと2周してクリアしました。他陣営のデッキに手をだして沼につかり始めてます
総評
『Monster Train 2』を約1時間、3回ほどプレイしてみました。
現時点での評価は、かなりおススメです。
まだクリアできていないため、後半の難易度やゲーム全体のバランスまでは分かりません。
それでも、カードを集めながらデッキを組み上げる面白さは十分に感じられました。
特にMTGのドラフトを遊んでいる人なら、カード同士の組み合わせを考える楽しさが伝わるのではないでしょうか。
私自身、装備品の仕様を勘違いして負けたり、何度も蘇生するボスに苦戦したりと、まだまだ分からないことだらけです。
ただ、その失敗を踏まえて次のデッキを考えるのも楽しいんですよね。
今回のPS Plusフリープレイでは、個人的にかなりの当たり作品です。
今までのPS Plusフリープレイレビュー一覧はこちら。
